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2007年12月05日

集団感染、嘔吐と下痢

我がホーム、大変なことになりました。疥癬以来の大パニックです。ウイルスによる集団感染にやられたのです。

主な症状は、嘔吐と下痢です。テレビ等でも報じられていましたし、社内通達でも、小型球形ウイルスが流行しているので注意せよと促されていました。しかし、まさか我がホームにそのウイルスが蔓延するとは思ってもみなかったのです。小型球形ウイルス、SRSVが蔓延したのです。

それは唐突にやって来て、どんどん広がっていきました。公休明けの朝、救急対応でその日は始まったのです。

出社すると、入居者が1名入院したと言われ驚きました。何が起きているか解りませんでしたが、その慌ただしい、普通じゃない空気は、嫌と言うほど伝わってきました。

申し送りを受けると、すでに5名の入居者に嘔吐と下痢の症状が見られているようです。そのうちの1名が朝方入院となったのです。

始まりは、入居者が嘔吐したことでした。

月に一回の定期検診を受けた方が、病院で嘔吐したと、ホームに帰ってきてから訴えられたのです。すると、何時間も経たないうちに別の入居者から嘔吐や下痢をしたと訴えがあり、あっと言う間に広がっていきました。

我々職員の徹底事項は、マスクとディスポ手袋の着用義務。事ある度に、うがいと手洗いをする。入居者に関しては、疑わしい人の汚物は一つにまとめて完結する。共有部には誘導せず、別の部屋で食事をしてもらう等です。

疥癬対応をした経験もあり、リーダーからの指示を受け、対応に結びつける早さは敏速でした。しかし、次から次へと感染していくのです。すでに手遅れだったのかも知れません。

感染経路は、職員の手からによるものが大半だと思われます。嘔吐物を処理した際、オムツ交換をした際の汚物が、完全に洗い流されていなかったことが原因であったことが解ります。

職員が1人倒れました。直ぐにシフトの変更が行われます。そんなことをしているうちに、新たに職員が嘔吐の訴えをします。3人のスタッフが、わずか数時間の間に感染してしまったのです。

一人目の感染者が出てから、4日目が経ち、やっと入居者の様子が落ちついて来たように思えました。入居者をケアしていた介護職員の殆どが、このウイルスにやられていました。別室での食事介助をした者、オムツ交換した者、嘔吐物を処理した者、まるで魔法にかかるかのように、感染して行くのです。

勿論、指示が徹底されるまで手袋をはめなかったわけではないですし、手洗いやうがいは基本です。しかしこういう結果が出てしまうことに、悔しい思いでいっぱいです。入居者様が苦しまれているのを見ると、いたたまれませんでした。

会社から衛生方面と医療方面のバックアップがありました。専門のアドバイスと、雑用諸々を引き受けてくれたのです。入居者の状態が落ちついてきたので、このまま終結を向かえたいと思います。

今でも、入居者の苦しむ顔が目に浮かび、胸が苦しくなります。介護職員として、こんなに恥ずかしい事はないと思われ、このお粗末な結果をよく胸に刻みたいと思っています。

SRSV...恐ろしいウイルスです。

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投稿者: 日時: 2007年12月05日 05:02 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ

集団感染、嘔吐と下痢を最後までお読下さいましてありがとうございます。
用語解説

・ショートステイ
介護を行う家族が休養、病気などで一時的に介護が困難になった場合に、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどで一週間程度預かってもらい、介護の負担を軽くすることを目的にしたもの。
・通所介護
一般的に「デイサービス」と呼ばれ、在宅で介護を受けている人が、日帰りで施設サービスを利用すること。行き帰りの送迎や食事、入浴、レクレーションや機能訓練を受けることもできる
・特別養護老人ホーム
「介護老人福祉施設」とも呼ばれ常に介護を必要とする要介護度1以上の人が入所する施設。かかる費用としては平均月5万4000円と安価だが、入所待ち期間が2~3年で主に相部屋(現在は個室化が進んでいる)での入所生活を送ることになる。
・認知症
一度獲得した知能が、後天的に脳や身体疾患を原因として慢性的に低下をきたした状態で、社会生活、家庭生活に影響を及ぼす状態と定義されている。認知症をきたす疾患としては、アルツハイマー型が40数パーセントと最も多く、これに脳血管性型が30数パーセントで、この二つをあわせて、認知症の80% を占めている。認知症の約10%に、ホルモン異常やうつ病、中毒、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫といった早期に治療すれば治る可能性のある可逆性のものが含まれている。以前は痴呆症と呼ばれていた。

あ 悪性関節リウマチ  悪性腫瘍  アクティブ80ヘルスプラン  アセスメント  アニマル・セラピー  アルツハイマー型老年認知症(痴呆)  安楽死  医学的リハビリテーション  育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律  移送サービス  遺族年金  一級ホームヘルパー  一般型特定施設入居者生活介護  医療費  医療保険制度  インフォームド・コンセント  うつ病  運動療法  エアマット  NPO  MRSA  嚥下障害  音楽療法  オンブズマン制度  か 介護給付  介護記録  介護サービス計画  介護支援専門員  介護実習・普及センター  介護付有料老人ホーム(一般型)  介護付有料老人ホーム(外部サービス利用型)  介護認定審査会  介護福祉士  介助扶助  介護報酬  介護保険  介護保険施設  介護保険の第1号被保険者  介護保険の第2号被保険者  介護保険法  介護保険法の改正  介護予防  介護予防サービス  介護療養型医療施設  介護老人保健施設  介護老人福祉施設  疥癬  改訂長谷川式簡易知能評価スケール  外部サービス利用型特定施設入居者生活介護  かかりつけ医  核家族  仮性認知症(痴呆)  片麻痺(片まひ)  加齢  看護師  関節リウマチ  きざみ食  義肢  義肢装具士  ギャッチベッド  QOL  虚弱高齢者  居宅介護サービス費  居宅介護支援  居宅介護支援事業者  居宅介護住宅改修費  居宅介護福祉用具購入費  居宅サービス計画  居宅サービス事業者  居宅療養管理指導  緊急通報装置給付貸与事業  グループホーム  車いす  ケアカンファレンス  ケア付マンション  ケアハウス  ケアプラン  ケアマネジャー  ケアマネジメント  経管栄養  軽費老人ホーム  ケースワーカー  健康型有料老人ホーム  言語聴覚士  見当識障害  高額介護サービス費  後期老年人口  高血圧症  膠原病  拘縮  高齢社会  高齢者虐待  「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定 建築物の建築の促進に関する法律」  高齢者世帯  高齢者総合相談センター  高齢者の居住の安定確保に関する法律  高齢者向け優良賃貸住宅  誤嚥  誤嚥性肺炎  国民生活センター  骨粗鬆症  ゴールドプラン21  コレクティブハウジング  さ 在宅医療  在宅介護  在宅介護支援センター  在宅酸素療法  在宅療養支援診療所  作業療法  作業療法士  施設サービス  施設サービス計画  市町村特別給付  失見当識  失語症  指定介護療養型医療施設  指定介護老人福祉施設  指定居宅介護支援事業者  シニア住宅  視能訓練士  社会福祉士  社会福祉主事  社会福祉法  社会保障  住宅型有料老人ホーム  巡回型ホームヘルプサービス  小規模生活単位型指定介護老人福祉施設  食事介護  褥瘡  ショートステイ  初老期認知症(痴呆)  シルバーハウジング  心筋梗塞  人口肛門  人工透析  寝食分離  心臓ペースメーカー  心不全  生活支援ハウス  生活保護  清拭  成年後見制度  政府管掌健康保険  世界保健機関  切迫性尿失禁  せん妄  前立腺肥大症  足浴  ソーシャルワーカー  措置制度  た 第一種社会福祉事業  第二種社会福祉事業  ターミナルケア  短期入所生活介護  短期入所療養介護  地域型支援センター  地域ケア会議  地域包括支援センター  痴呆  チームケア  中心静脈栄養  通所介護  通所リハビリテーション  痛風  デイケア  デイサービス  電動車いす  糖尿病  動脈硬化症  特定施設入居者生活介護  特別養護老人ホーム  な ナイト・ケア  日常生活動作  日常生活用具給付等事業  入浴介助  尿失禁  認知症(痴呆)  認知症高齢者  認知症高齢者グループホーム  認知症対応型共同生活介護  寝たきり老人  脳血管障害  脳血管性認知症(痴呆)  脳梗塞  脳出血  ノーマライゼーション  は 徘徊  徘徊感知機器  配食サービス  廃用症候群  8020運動  バリアフリー  日和見感染症  腹圧性尿失禁  福祉事務所  福祉人材センター  福祉用具  平均寿命  訪問介護  訪問看護  訪問入浴介護  訪問リハビリテーション  保健所  歩行器  ホスピス  補装具  ホームヘルパー  ボランティア  ま まだら認知症(痴呆)  ミキサー食  民間介護保険  や 有料老人ホーム  有料老人ホーム協会  ユニットケア  ユニバーサルデザイン  要介護状態  要介護度  要介護認定  要支援状態  予防給付  ら 理学療法  理学療法士  リバースモーゲージ  リハビリテーション  留置カテーテル  流動食  寮母  療養病床  老化  老人クラブ  老人性白内障  老人性認知症疾患療養病棟  老人福祉施設  老人福祉センター  老人福祉法  老人ホーム 

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