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2007年10月11日
年末年始の老人ホーム事情、あまりに寂しい光景とは・・
老人ホームは、どんな場所か理解していただけたらと思います。例えば、この年末年始、入所者さんが、自宅へ帰られるかなって職員としては、少しだけ期待していたのですが、帰られたのは、80人中3人だけ。あとの人は、施設で年末年始を過ごされたのです。もちろんほとんどの人にご家族が、あります。
施設に入所される前は、自宅で過ごされてきた人が、ほとんどです。老人ホームは、病院ではないので基本的に家庭でできる介護しかしません。施設にいて病気で治療が、必要なら病院へ行くし、入院治療が必要なら、病院へ入院してもらいます。だから、施設イコール家なのです。施設側としては、いつでも外出していただいてもいいと思ってます。
外出制限などありません。もちろん施設へは、いつでも戻ることができます。
それなのに、帰られたのはたった3人なんです。老人本人は、正月だということがわかっていてご家族の迎えを心待ちにしている方も多いというのに。しかし逆に老人ホームの入所者の数は年末年始は、増えるのです。
うちの老人ホームは、80人定員です。その80人の枠とは、別に20人のショートステイの枠があります。ショートステイとは、普段自宅で介護されている老人をご本人、またはご家族の事情により、一時的にお預かりするシステムです。期間は、基本的に1週間前後が、多いです。そのショートステイの枠が、年末年始は、満床になるのです。自宅で親戚が訪ねてくるのを心待ちにしていた方もあり、今日が、元日だと知ると「家に帰しておくれ。みんなが訪ねてくるから」と懇願とされる老人もみえます。
しかし、本人の希望とご家族の意向の違いがあるのでしょう。この方は、年末から1月4日まで施設で過ごされました。そんな方でショートステイの枠は、満床です。ちょっと寂しいですね。
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投稿者: 日時: 2007年10月11日 09:31 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ
年末年始の老人ホーム事情、あまりに寂しい光景とは・・を最後までお読下さいましてありがとうございます。
用語解説
・ショートステイ
介護を行う家族が休養、病気などで一時的に介護が困難になった場合に、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどで一週間程度預かってもらい、介護の負担を軽くすることを目的にしたもの。
・通所介護
一般的に「デイサービス」と呼ばれ、在宅で介護を受けている人が、日帰りで施設サービスを利用すること。行き帰りの送迎や食事、入浴、レクレーションや機能訓練を受けることもできる
・特別養護老人ホーム
「介護老人福祉施設」とも呼ばれ常に介護を必要とする要介護度1以上の人が入所する施設。かかる費用としては平均月5万4000円と安価だが、入所待ち期間が2~3年で主に相部屋(現在は個室化が進んでいる)での入所生活を送ることになる。
・認知症
一度獲得した知能が、後天的に脳や身体疾患を原因として慢性的に低下をきたした状態で、社会生活、家庭生活に影響を及ぼす状態と定義されている。認知症をきたす疾患としては、アルツハイマー型が40数パーセントと最も多く、これに脳血管性型が30数パーセントで、この二つをあわせて、認知症の80% を占めている。認知症の約10%に、ホルモン異常やうつ病、中毒、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫といった早期に治療すれば治る可能性のある可逆性のものが含まれている。以前は痴呆症と呼ばれていた。
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